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トップページ書籍製品一覧>バージョンアップの裏側を覗くAcrobat 9 Pro新機能の真実
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Acrobat 9 Pro



Acrobat 9 Proには多くの新機能が追加されました。
有効に活用するためには、まずAcrobat 9 Proに搭載された
新機能が役に立つものがどうかを判断する必要があります。
役に立つものであれば、あなたの実務をより効率的なものにできます。
そのためには、新機能の使い方を知る必要があります。
新機能の使い方を知れば、Acrobat 9 Proを使いこなすのは簡単です。

 お使いのAcrobatのバージョンは「Acrobat 8 Pro」でしょうか。もしそうであるならば、すこし知っておいて欲しい「困った問題」があります。「困った問題」は印刷工程ツールにある[出力プレビュー]にあります。

 実は[出力プレビュー]の色分解プレビューは、正しく動作しないことがあるのです。[出力プレビュー]に表示されたカラーの濃度が、実際のカラー濃度を反映していないことがあります。もちろん、たいていは正しく表示されます。しかし印刷工程ツールでカラー変換したり透明を分割・統合していると、

カラー成分がすべて「0」になってしまう

ことがあります。また、オーバープリント結果を正しく反映しないこともあります。[出力プレビュー]ではオーバープリントされているように表示されているのに実際に出力すると、オーバープリントが分版に反映されずに出力されることもあるのです。

本当はこういう表示
Acrobat 9 Pro


動作がおかしいときにカラー成分を表示できない
Acrobat 9 Pro


 いつでも正しく表示されないわけではありません。たいていは正しく表示されますが、[出力プレビュー]の動作が不安定なのがAcrobat 8 Proなのです。

いまはまだAcrobat 9 Proは持っていない

 そうかもしれません。DTPで使うために、Acrobat 9 Proを単独で購入して利用するユーザーは多くないかも知れません。しかし、Creative Suite 4がリリースされれば、「DESIGN STANDARD」であっても「DESIGN PREMIUM」であっても、Acrobat 9 Proはバンドルされています。Creative Suiteを購入したり、バージョンアップすると、あなたもAcrobat 9 Proのユーザーとなります。

 


 『印刷用ファイルフォーマットはPDFだ』委員会委員長の上高地仁です。Acrobatは日本語版がリリースされたAcrobat 3.0以降ずっと使い続けています。そして、Acrobatの印刷用の機能をずっとウォッチしてきました。

 Acrobatはバージョンごとに新しい機能を、「これでもか、これでもか」と追加してきました。しかし、新機能の多さにユーザーがついて行けないのが現実ではないでしょうか。新機能で便利になるのは、ありがたいけれど、使わない機能も多々あります。どの新機能が有用なものなのか、そうでない新機能とどれなのかは、ユーザーによって異なるでしょう。しかしその機能が有用かどうか、役に立つものかどうかは使ってみないとわかりません





jin-k
ちょっと古い写真ですが、
私が上高地仁です。

 新機能の中で、実用的かどうかを簡単に判断できれば、バージョンアップして使う価値があるかどうか、あるいはAcrobatの最新機能を活用するかどうかを確認することができると思うのです。そのために、本書を書きました。ですから、単に新機能の解説だけではなく、その新機能が搭載された背景についても知る限り掲載することにしました。過去のバージョンとの違いを踏まえた上で、新しい機能の意味をより理解していただくためです。

 手軽にAcrobat 9 Proの新機能を先に知るための本が『バージョンアップの裏側を覗くAcrobat 9 Pro新機能の真実』なのです。なにしろ、Acrobatに詰め込まれた機能すべてを理解するのは簡単ではありません。必要な機能、役に立つ機能をすばやくチョイスして使うためには、わかりやすいガイドブックは必要だと思うのです。本書はそのために、私、上高地仁が書き上げました。

 Acrobat 8 Proをお持ちであり印刷工程ツールなどの機能をお使いであれば、是非Acrobat 9 Proにバージョンアップしてお使い下さい。少なくとも不安定な[出力プレビュー]からは解放されます。

 現在、Acrobat 9 Proを使用していなければ、Acrobat 9 Proの新機能である

PDFポートフォリオ
FLASH形式での動画の埋め込み
セキュリティでのAES-256bit対応
Acrobat.com(アクロバット・ドッド・コム)

などについて知る必要はありません。Acrobat 9 Proを使いたいと考えているのであれば、インストールする前であっても、Acrobat 9 Proの新機能とその使い方を知っておくと、機能の使い方を覚える時間をショートカットすることができます。

 本書はPDF版として先行リリースしたものに番外コラムとして

Adobe PDF Print Engineビジネスモデルの秘密
フィックスアップでPDF内のカラーを特色に変換

を追加したものです。

 「Adobe PDF Print Engineビジネスモデルの秘密」は透明に対応したAdobe PDF Print Engineが、印刷用の出力RIPの機能にとどまらず、オンデマンドプリントからビジネスプリンタをターゲットにしていることを考察したものです。

「フィックスアップでPDF内のカラーを特色に変換」はAcrobat 9 Proのフィックスアップ機能で、かけ合わせのCMYKやRGBを指定すると特色に変換できるフィックスアップの機能を解説したものです。特色に変換できれば、別のカラーに差し替えることも簡単です。Wordのカラーパレットで指定したカラーでも、PDFにすれば、このフィックスアップ機能で、シアンのベタやマゼンタのベタなどに置き換えることが可能になります。その方法を紹介しています。



■この書籍で判断できるAcrobat 9 Proの新機能です。

Acrobat 9 Pro


■『バージョンアップの裏側を覗くAcrobat 9 Pro新機能の真実』を
 お申込された方のとっておきのボーナス特典です。



 本書には、次のような特別のボーナス特典を用意しました。同時にDTP-S倶楽部にご入会いただくと、お申込価格がオトクになります。

 また、お申込いただくと、ブラウズ用PDF版のダウンロードページをご案内いたします。書籍の内容は、ブラウズ用PDF版で先行してご覧いただけます。



『バージョンアップの裏側を覗く
     Acrobat 9 Pro新機能の真実』PDF版


   『バージョンアップの裏側を覗くAcrobat 9 Pro新機能の真実』のPDF版です。ダウンロードして頂いたものは、低解像度で圧縮していますが、CDに収録したものは、プリント用に画像を高解像度で圧縮して保存したものです。


検証に使用したファイル一式


    新機能を検証時に利用したファイルをCDに同梱してお送りいたします。MP-4で約25MBある動画をAcrobat 9 Pro ExtendedでFLASH形式に変換すると、ファイルサイズが約8.7MB」になっていることがわかります。

Acrobat 9 Pro

 




Acrobat 9 Pro
『バージョンアップの裏側を覗くAcrobat 9 Pro新機能の真実』
上高地 仁 著/A4/約96P/2008年10月31日初版/インクナブラ 刊行

検証用ファイルとスクリーンブラウズ用PDFが収録されたCD付

インフォカートダウンロード価格:5,300円(送料・手数料・税込)

Acrobat 9 Pro

*PDF版を先行ダウンロードしていただき、後日書籍をお送りいたします。

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Acrobat 9 Proの機能を十二分に活用するために、『バージョンアップの裏側を覗くAcrobat 9 Pro新機能の真実』は必ずあなたのお役に立ちます。