私は、幼い頃から多くの病気を患ってきました。 なかでも、アレルギーには大変苦しめられました。 アトピー、花粉症、喘息、食物アレルギー、4大アレルギーと呼ばれる全てを持っていました。 病院の治療では、即効性のあるステロイド治療に偏りがちですが、 それでは根本的な解決にはならないのです。 ネットで最新の医学文献を片っ端から調べて知った、 アレルギーのしくみと、その決定的な原因!そして、その根本的な克服法! 私がアレルギーを克服したその方法を、余すところ無く、すべてお伝えします。 |
昔は、アトピーも花粉症もありませんでしたよね。 では、昔と今と何が違うのでしょうか? それは、 食生活の変化です。 |
ご存知ですか? アトピーなど 全てのアレルギーの原因は、 なのです。 しかし、ただカルシウムを摂るだけでは だめなのです。 があるんです。 それを知らなければ、あまり効果が無いのです。 |
最近の研究で、アトピーなどのアレルギーは、 カルシウム不足が主な原因のひとつであることが解ってきました。 神経細胞はカルシウムの出す信号(カルシウム電流)によって情報を伝えるしくみです。 しかし、カルシウムが不足すると情報が正しく伝わらないため、 免疫細胞が過剰反応を起こしたり、間違って反応したりします。 これがアトピーなどのアレルギーです。 |
■ アレルギーの簡単なしくみ |
アレルギーとは免疫反応の異常がもたらす病気です。 免疫とは、体に入った有害な異物を排除しようとする働きのことです。 この免疫反応が、何らかの原因で過剰に反応したり、間違って反応してしまうのが、アトピーなどのアレルギーです。 |
■ アレルギーとカルシウムの関係 |
免疫の働きには、カルシウムがとても重要な役割を果たしています。 神経細胞は、カルシウムの出す信号(カルシウム電流)によって、細胞から細胞へと情報が伝えられるしくみになっています。 そして、免疫細胞は、神経細胞から情報を受けて行動を起こします。 しかし、カルシウムが不足すると、神経細胞からの情報が正しく伝わらなくなるので、免疫細胞が過剰に反応してしまったり、また、体にとって本来は無害なものに対して、間違って反応したりします。 これが、アレルギーとカルシウムの関係です。 |
■ カルシウムが 十分足りている場合 |
カルシウムが十分足りていると、情報が正しく伝わり、免疫細胞が正常に働きます。 |
■ カルシウムが 不足している場合 |
カルシウムが不足すると、情報が正しく伝わらず、免疫細胞が正常に働けません。 |
これがアトピーなどアレルギーが発症するしくみです。 (実際のしくみはもっと複雑です。) アトピーのほかにも、様々なアレルギーがありますが、基本的なしくみは同じです。 |
■ 厚生労働省がすすめる 一日に必要なカルシウム量 | |
厚生労働省がすすめる、一日に必要なカルシウムの量を、表にまとめてみました。 この表から、成長期の子供や、乳幼児、そして妊婦さん授乳婦さんにとって、いかにカルシウムが必要であるかがお分かりいただけると思います。 また、乳幼児のアトピーが、特に多い原因が、妊婦さんや授乳婦さんのカルシウム不足であることが、このことからうかがい知ることができます。 東京都の調査で、約2/3の子供に卵アレルギーが、約1/4の子供に牛乳アレルギーがあることがわかっています。 実に恐るべき数字です。 いかに、現代の食生活に問題があるかが、よくわかります。 ちなみに、欧米では大人のカルシウム必要量を 1000mg 以上としている国がほとんどです。 しかし日本では、大人 600mg ですら満足に摂れていないのが現状です。 |
■ 食品によって カルシウムの吸収率が違う | |
カルシウムの吸収率は、食品によって大きな差があります。 いちばん吸収率が高いのは、やはり、乳製品に含まれるカルシウムですね。 これは、一口にカルシウムといっても様々な種類があり、食品によって含まれているカルシウムの種類が違うからなのです。 カルシウムには、吸収されやすい種類と、吸収されにくい種類とがあります。 乳製品アレルギーの子供にとって辛いところですね。 |
■ 世代によっても カルシウムの吸収率が違う | |
世代によっても、カルシウムの吸収率は、大きく違います。 成人に比べて、乳幼児のカルシウム吸収率が、非常に高いことが分かります。 この、世代によるカルシウム吸収率の違いは、乳幼児や成長期の子供にとって、どれほどカルシウムが必要であるかの現れです。 |
■ 乳製品アレルギーは アレルギーの悪循環に陥ってしまう |
乳製品に含まれるカルシウムが最も吸収率がよいのですが、乳製品アレルギーがあると、慢性的なカルシウム不足に陥りやすくなります。 この事が、アレルギーの悪循環を引き起こしてしまいます。 ・ 乳製品アレルギーで、カルシウム不足になる ↓ ・ アレルギーが悪化する ↓ ・ さらに、乳製品が食べられなくなる ↓ ・ 深刻なカルシウム不足に陥ってしまう ↓ ・ アレルギーがさらに悪化する 一刻も早く、根本的な対策をして、アレルギーの悪循環を、食い止めなければなりません。 |
■ アレルギーマーチと その原因 |
アレルギーマーチとは、アレルギーが連鎖して起こることを言います。 アトピーが治ったら、今度は喘息が出て、次に花粉症が発症して…と、こんな具合にアレルギーが次々と発症してしまう事を、アレルギーマーチと呼びます。 これは、どのアレルギーも、そのしくみと原因が同じなので、このようなことが起こってしまうのです。 アレルギーの方は、複数のアレルギーを発症している場合が多くあります。 特に、成人になってから発症するアトピーや喘息は、症状が重くなる方が多くおられます。 アレルギーマーチを起こさないためにも、根本的な対策が必要なのです。 |
■ カルシウム不足は 脳や体の働きに 重大な影響を与える |
血液中のカルシウム濃度が一定以上ないと、筋肉や神経の働きを正常に保つことができません。 神経が正常な働きができなくなると、神経細胞の塊である脳も、正常な働きができなくなるのです。 これが、思考力の低下や、憂うつ、イライラにつながり、切れる原因になります。 また、思考力が低下すると、コミュニケーション能力も低下し、これが、引きこもりの原因とも言われています。 さらには、集中力も低下し、勉強にも集中できなくなったりします。 近年、学校での学級崩壊や、学力低下が問題になっていますが、これも、慢性的なカルシウム不足による、集中力の低下が原因といわれています。 最近では、幼稚園でも学級崩壊がすすんでいるようです。 成長期の子供のカルシウム不足は、アレルギーだけでなく、思考力の低下などの様々な弊害を招きます。 |
■ カルシウムは生命維持に 必要不可欠な栄養素 |
カルシウムは人の生命維持にとって重要な役割を果たしています。 また、「心臓はカルシウムで動いている」といわれるほど、心臓をはじめ、全身の筋肉の働きにとっても、重要な栄養素なのです。 |
■ 骨から溶け出たカルシウムは 多くの悪影響をもたらす |
血液中のカルシウム濃度が下がってしまうと、骨を溶かして不足したカルシウムを補うように、脳が指令を出します。 しかし、このとき一度に大量のカルシウムが血液中に溶け出してしまうのです。 この大量に溶け出したカルシウムが、大きな悪影響をもたらすのです。 血液中に過剰になったカルシウムは、血管の細胞や周辺の細胞、神経細胞などに押し込まれてしまうのです。 すると今度はこの事が、神経の情報伝達にとって、大きな障害となってしまいます。 |
■ 神経細胞は カルシウムの濃度差によって情報を伝える |
神経細胞は、細胞の中と外のカルシウムの濃度差によって情報を伝達するしくみになっています。 しかし、神経細胞の中に大量のカルシウムが押し込まれてしまうと、神経細胞の中と外の濃度差がなくなり、そうなると情報の伝達ができなくなってしまうのです。 さらに、大量のカルシウムが押し込められてしまった神経細胞は、働けなくなるだけではなく、死んでしまうのです。 脳細胞は神経細胞の塊ですから、当然の結果として脳にも大きな影響が出てしまいます。 カルシウム不足によって、脳の神経細胞が死んでしまうのです。 |
■ 高齢者の痴呆症は カルシウム不足が大きく影響している |
高齢者に痴呆症と、骨粗しょう症が多いのは、高齢になるとカルシウムの吸収率が、著しく低下してしまうことが原因です。 血液中のカルシウム濃度を一定に保つために骨を溶かし、骨粗しょう症となり。 次に、過剰になった血液中のカルシウムが、脳の神経細胞に大量に押し込められて、脳細胞が死んでしまい、痴呆症になりやすくなるのです。 |
ちょっと複雑なので、簡単に説明します。 |
カルシウムが不足する 脳が生命の危険を感じ、骨を溶かしてカルシウムの不足分を補う 大量のカルシウムが血液中に溶け出す その結果、血液中のカルシウムが多くなりすぎる 多すぎるカルシウムが、周辺の細胞や神経細胞に押し込められる 神経細胞が働けなくなり、情報を正しく伝達できなくなる 免疫細胞が正常に働けなくなる アトピーなどアレルギーが発症する カルシウムが多く押し込められた細胞が死んでしまう さらに多くの病気をもたらす |
■ なぜカルシウム不足が 多くの病気の引き金となるのか |
医療の世界では、「カルシウム不足が 全ての成人病の引き金」と、言われていることをご存知でしょうか? 今までお話してきましたように、カルシウム不足が引き金となって、骨から大量に溶け出し、過剰となった血液中のカルシウムが、全身のあらゆる細胞に押し込められます。 血管の細胞に大量のカルシウムが押し込められると、動脈硬化になります。 筋肉の細胞に押し込められると、運動機能障害になります。 各臓器の細胞に押し込められると、その臓器が弱り、その臓器特有の病気になります。 神経細胞に押し込まれると、神経の情報伝達ができなくなり、その神経が情報を伝達していた先の器官や臓器に、重大な影響が出ます。 カルシウム不足が”引き金”となって、その人その人の、弱い部分に病気が発症してしまうのです。 |
■ 社会問題となっている 成人病の低年齢化 |
子供の慢性的なカルシウム不足により、成人病の低年齢化が社会問題となっています。 最近では小学生にまで、成人病が見られるようになってきました。 現代の食生活の大きな変化が、弱い子供たちに大きな影響を及ぼしているのです。 |
■ 急な脱ステロイドは危険 |
最近、ステロイド薬の危険性が叫ばれています。 脱ステロイドの困った点は、リバウンドが起こりやすいということです。 リバウンドは、アレルギーの根本原因をそのままにして、薬だけやめてしまうために起こります。 アレルギーの根本原因を克服しつつ、ゆっくりと脱ステロイドをしていきましょう。 上手な脱ステロイドの方法を本書で解説します。 |
■ 天敵を知り それを排除しなければ カルシウムは不足する一方 |
昔の日本人は、骨も丈夫でアレルギーもありませんでした。 昔に比べ現代は、流通網も発展し、いつでもどこにでも新鮮な食材が豊富にそろっています。 なのに何故、現代人にはカルシウムが不足しているのでしょうか? それは、現代の食生活の中に、カルシウムの天敵が潜んでいるからなのです。 その天敵がカルシウムの吸収を妨げ、体外へ排出しているのです。 その天敵を知り、排除しなければ、いくらカルシウムを摂取してもカルシウム不足は解消しないのです。 その天敵については、本書の中で詳しく説明しています。 |
■ アレルギーの方の 正しいカルシウムサプリの選び方 |
アレルギーの方は、カルシウム不足に陥りやすいのですが、その事がさらにアレルギーを悪化させて、悪循環を招きます。 そこで、アレルギーの方のカルシウム補給には、カルシウムサプリがおすすめです。 しかし、一般的にカルシウムサプリは、アレルギーの方を対象に製造販売しているわけではありませんので、そのサプリメントの中にもアレルゲン(アレルギーの原因物質)が含まれている場合が多くあります。 アレルギーの方の為の、正しいカルシウムサプリの選び方を、本書の中で詳しく解説しています。 |
■ アレルギーの改善に 逆効果になるカルシウムサプリがある |
摂ってはいけないカルシウムサプリがあります。 アレルギーの改善にとって、逆効果になるだけでなく、アレルギーでない方にとっても、健康に害をもたらしてしまうカルシウムサプリがあるのです。 カルシウムサプリは正しい知識を持って選ばなくてはなりません。 摂ってはいけないカルシウムサプリについても、本書で詳しく解説しています。 |
■ 昔は無かった アレルギー |
昔はアレルギーは、ほとんど無かったといわれています。 なのに、現代になって爆発的にアレルギー患者が増え続けているのは何故でしょうか? まさに、アレルギーは現代病なのです。 アレルギーは ”遺伝だから” と諦めてはいませんか? 遺伝的な要素も多少はあるかもしれませんが、それよりも ”悪い食習慣の遺伝” のほうが大きな原因だと思います。 現代になって、アレルギー患者が爆発的に増えていることからも、単なる遺伝子的要素だけが原因ではなく、”現代特有の原因” があるということを現しています。 逆に言えば、その原因を突き止めて排除すれば、アレルギーは根本から治るということになります。 アレルギーを根本から克服することは、決して夢ではありません。 |
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